プロフィール

千葉県育ち

 脊髄の病気で車椅子生活になりましたが、歩行を諦めずリハビリ、トレーニング通いをしています。

仕事、趣味、トレーニングをしながら、小説を書いています。

趣    味 / 沖縄三線を弾くこと

好きな場所/ 宮古島マディダ劇場の舞台裏


ご挨拶

はじめまして。ヤマザキ覚です。

 

 私は、2002年病気が原因で車いすユーザーになりました。

自由な世界を知っていると、不自由な世界は窮屈だらけで、

数センチ先まで行けない、乗り越えられない、物が取れない

ことがとてもストレスでした。車いす生活は諦めから始まる

人生だ、とも思いました。

それでも、引きこもりをせず、生きていれば悪いことばかり

ではない世界だとも感じました。それは、いままで付き合っ

たことのない人たちとの出会いです。自由だった世界より、

本当に本当に多くの人と出会いました。

 

出会いは前世からつながっているものだと聞きます。

筋書きのある出会いを信じるか信じないかは、人それぞれです。

もしかしたら、病気や苦境に立ち向かっている環境が、これから出会う人たちと未来に向かってつながっているかもしれない。そう、前向きに思うようになりました。

 

2012年にドラマ『車イスで僕は空を飛ぶ』の作品で、出演者の方に車いすの演技指導を行うチャンスがありました。デジタルな世界の中で、アナログな現実に触れたとき、遠い昔にチャレンジしていた夢を思い出しました。何もないところから作品を生み出す。モノ作りが好きな私は、この出会いをきっかけに大きく変わりました。そして、行動を起こしました。

 

小説を書こう。

 

「 え? 小説?」

目を丸くして驚く友達や、「おもしろい!」などといわれましたが、私はいたって真面目なつもりです。趣味で終わるか芽が出るかは不明ですが、未知の世界を楽しみながら、歩んでいこうと思っています。